温泉回再び

キャプテン・ガリスの極秘情報から、LOTUSの彼らは特別任務につくことになった。
「って、ここ旅館なんだけど?」
「全く問題ありません! 今日の任務はゆっくり温泉に入って疲れを癒やすことです!」
歓声が湧き上がった。
「温泉というのは何ですか、渚」
「くすすっ。私は知っているよ、お姉様! もーっと気持ちよくなったお風呂だよ!」
「源泉掛け流しの上かなり広いみたいね……いいのかな、LOTUSの権限こんなことに使っちゃって」

そして一時間後。
正座で説教を受ける一鷹たちがいたのだった。
「つか俺は覗きに参加してないんスけど!? 甲児さんとか剣児さんたちはともかく!」
「ぼ、僕もです!」
「うるさいバカシンジ! そんなこと言って、頭の中ではそういうことばかり考えているんでしょ!」
それはまた別の世界の可能性であり濡れ衣なのだが、アスカに詰られると言葉が出ないシンジである。
「リー、貴様……」
「こ、今度はお前のだけ見るようにするから、な!」
「そういう話ではない!」
後にリーは語る――丸腰だったが、どんな魔獣や鉄獣より恐ろしかった、と。
「まあまあ、皆落ち着きなよ。見られて減るもんじゃないしね。見るだけで満足なんて可愛いチェリー君たちじゃない」
「R指定はなしよ、葵さん」
「あら、そういう展開もありかと思ったのだけど」
「や、やめてください! 剣児は、じゃなかった! バカ剣児ぃっ! 何回やれば気が済むのよぉっ!!」
「バカ言うんじゃねぇ、見るならお前じゃなくてもっとおっぱいが大きくて美人な人だっ!」
「そう、俺たちはさやかさんやつばきさんを大事にしたいと思っている! だからもっとおっぱいの」
「甲児君のバカアアアァァァ!!」

「あらあら、若いっていいわねぇ……よっ、と!」
「きゃあっ!?」
杏奈の死角に美和のスマッシュが決まる。
「流石だ、ミッチー!」
「ゴオちん、あの2人強いよぉっ!」
「フッ、当然です。コンビネーションの甘い若者たちに負ける道理はありません」
「新婚パワーで対抗だよ、ゴオちん! 必殺サーブ!」
「卓球にそんなものあるか! だが……決める!」

「バルバ、気持ち良いか?」
「…………」
「そうか、良かった。ん、俺か? 行っていたら俺までつばきの雷を食らっていただろう。いいんだよ、これで」

 

スパロボワンライお題は『スパロボL』でした。
好きなスパロボなんですが書いたの初ですねー。
Lといえば神ジーグだろ!とシリアス書こうと思いましたが何分見たのがだいぶ前なのでコメディで誤魔化しました。
ジーグキャラ多いのはそのせいですw

 

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